荒ぶる季節の乙女どもよ。
ちょっと真面目そうなこの作品。
文芸部に所属する五人の女子が書いた「死ぬ前にしたいこと」について答えたある部員の答えにすいて真剣に考えさせられる物語です。
主人公は和紗という真面目な子。
卑猥小説を呼んで一人で照れている恥ずかしがり屋の女の子です。
物語の中ででてくる「お母さんは天然とよく言われるけど、処女じゃないんだな」というセリフにはドキッとさせられます。
幼なじみの男の子が隣に住んでいるのですが、この幼なじみは中学生になってからどんどん身長も伸び、友だちの間ではモテモテ。
そんなモテモテのかっこいい幼なじみのマスターベージョンを目撃してしまったからさあ大変。
そこから微妙に性に対する意識を持ちはじめ、物語もその方向へと進んでいきます。。